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2013年

≪宿泊≫

【3月】

★神奈川県山北町

 

・1日目・2日目 二輪車
自宅―テント泊(静岡)―相模原(帰省)―ビジネスホテルにて宿泊(市内)

 用事があり、故郷神奈川へ。

・3日目 二輪車  晴
相模原ほか(帰省中)―テント泊(山北町)

・4日目 二輪車 徒歩  晴一時雨(神奈川) 晴(愛知〜和歌山)
仮泊地―
諸士平―白井平―落合―世附―湯ヶ沢―峠―自宅

 

【5月】

★広島県新市町 【現・福山市】
★福山市

★三良坂町
 【現・三次市】
★吉舎町 【現・三次市】
★広島市安佐北区
★芸北町 【現・北広島町】
★湯来町 【現・広島市佐伯区】
★岡山県備中町 【現・高梁市】
★島根県匹見町 【現・益田市】
★美都町 【現・益田市】
★日原町 【現・津和野町】 ほか

 

 

・1日目 二輪車  晴(移動中)
自宅―テント泊(広島・御調町【現・尾道市】)

・2日目 二輪車  晴のち晴
仮泊地―八田原ダム周辺(八田原・井庄原)―川井谷―(津賀)―(中日屋)―梶屋―堂前―山崎―山キワ―白曽根―舞見―苔原―梨ヶ峠―野々倉―黒木―穴ヶ迫―テント泊(東城町【現・庄原市】)

・3日目 二輪車  晴のち一時雨
仮泊地―新成羽川ダム周辺(清河内・穴針・法谷・笠神)―庄原市立図書館―三次市立図書館―テント泊(高野町【現・庄原市】)

・4日目 二輪車  晴
仮泊地―下高暮―茗荷谷―中野谷―灰塚ダム周辺(灰塚・湯谷・棗原・大谷・双葉・羽地・下側・知和下・加村・下三谷)―土師ダム関連(新開・桑ノ木)―中倉―テント泊(広島市安佐北区)

 灰塚ダム近辺で会った方に話を伺っていると、成り行きでダムに関する書籍を貸していただけることになりました。わざわざご自宅まで戻る手間があったり、私が移動中に本を傷めるかもしれなかったりと最初は遠慮しましたが、積極的に勧めてくださりこのご厚意には感謝です。すぐに自宅宛てに発送し、帰宅後はレポートに反映。返却時には、ささやかながらお礼を贈らせていただきました。

・5日目 二輪車  晴
仮泊地―丹原―東峰―西峰―沢田―渡畑―野竹―テント泊(戸河内町【現・安芸太田町】)

・6日目 二輪車  晴
仮泊地―都賀尾―王泊―若杉―樽床―田代―日室―豆栃―白井―旅館にて宿泊(湯来町【現・広島市佐伯区】)

 この日訪れた旅館は、鄙びた温泉地の一角にある趣のある宿。大型連休後は田植えに勤しむことが恒例だったそうですが、当日の連絡にも拘わらず快く受け入れていただきました。若女将さんにいろいろと周りの世話をしていただきましたが、丁寧な中にも人間味のある対応が旅の疲れを癒やしてくれました(おまけに美人です)。さらにはご主人と共に現役のライダーだそうで、私もこの時は二輪車による旅、図らずもバイク談議が弾んでしまいました。近年体力的な限界を感じ始めていましたが、二輪車の旅もいいものだな、と改めて実感です。
 「普通の旅行」をするようになった時、また訪れたいと思わせるような旅のひとときでした。

・7目目 二輪車  晴
仮泊地―立野―一ノ原―小虫―鎌木谷―虫ヶ谷―乙谷―(広見)―空山―深切再訪―(滝本)―金立―テント泊(島根・日原町【現・津和野町】)

・8日目 二輪車  晴(島根〜兵庫) 晴(和歌山)
仮泊地―関ヶ原―小平―西長沢―秋冷―小滝―奥谷―折元―上ノ谷―(一時仮眠)―自宅

 

【6月】

★北海道夕張市
★白滝村
 【現・紋別市】
★雄武町
★遠軽町
★留辺蘂町 【現・北見市】
★津別町
★網走市
★斜里町
★浜中町
★厚岸町
★釧路町
★阿寒町 【現・釧路市】
★音別町 【現・釧路市】
★浦幌町
★陸別町
★上士幌町
★新得町
★広尾町
★えりも町
 ほか

 

    

 

・1日目・2日目 軽トラ フェリー(フェリー)  晴
自宅―舞鶴港―船内泊―小樽港―車中泊(小樽市)

 以前乗っていた軽トラが廃車になって以来、新しい相棒(軽バン)と初の遠出。後部には私が横たわるのに充分な広い空間があり、移動中の仮眠や車中泊を前提にした旅では非常に快適です。年齢のせいか徐々に無理が利かなくなってきているので、今後も快適さと効率を求める向きに流されそうです。

・3日目 軽トラ  晴時々晴?
仮泊地―分部越―札幌市中央図書館―車中泊(長沼町)

・4日目 軽トラ  晴
仮泊地―夕張炭礦(小松・社光・住初・高松・丁未・富岡・福住・錦)―(桜ヶ丘)―(白金)―鹿島(明石町・宝町・千年町・常盤町・錦町・富士見町)―車中泊(夕張市)

・5日目 軽トラ  晴
仮泊地―鹿島(栄町・富士見町・北栄町・緑町・弥生町・代々木町)―滝里―大谷沢―美開―上俵真布―忠別―ノカナン―車中泊(白滝村【現・遠軽町】)

 滝里は、ドラマ「北の国から '89帰郷」の舞台のひとつだとか。そういえば駅が出てきたり、蛍とその恋人が木に名前を刻んだりといったシーンがあったような…。蛍といえば、自らの意思とはいえ大人のドロドロに染まってゆく様が強烈に印象に残っています。キツネと無邪気に戯れていた頃を思うと、不憫で見ていられなくなったものでした…。

・6日目 軽トラ  晴時々晴
仮泊地―奥白滝―天狗平―分岐―鴻ノ舞再訪―鴻輝再訪―中幌内―大曲―車中泊(湧別町)

・7目目 軽トラ  晴
仮泊地―弥生―オンネ沢―上金華―常紋―富士見―イトムカ鉱山―旭―美園―新最上―栄―車中泊(佐呂間町)

 旭のダム湖周辺では、北海道で2度目のヒグマに遭遇。車での移動中でしたが、目の前に現れるとやはり緊張が走るものです。

・8日目 軽トラ  晴
仮泊地―星野―西能取―美岬―錦―岩尾別―留辺斯―車中泊(厚岸町)

 前日の美園、この日の岩尾別は、稀代の大横綱・大鵬が小学生時代に暮らしていたそうです。岩尾別にはサケ・マスの孵化場があるのですが、彼はここで友人らと共にいたずらをしてしまい、場長に「網走に連れて行くぞ」と脅されたとか…(町史より、一緒にいたずらをしていた友人談)。かつて「巨人 大鵬 卵焼き」と膾炙され国民に慕われた大人物にも、子供らしいやんちゃぶりを窺わせるエピソードがありました。

・9日目 軽トラ  晴
仮泊地―六番沢―三番沢―神岩―ホロニタイ―金田崎―チンベ―東梅―サッテベツ―旅館にて宿泊(厚岸町)

・10日目 軽トラ  晴のち晴
宿―便内―古番屋―別尺泊―分遺瀬(分遣瀬)―賤夫向―初無敵―冬窓床―(十町瀬)―来止臥―車中泊(鶴居村)

 この日訪れた釧路町南岸は、昆布の良い漁場として現在でも盛んに漁が行われています。往時は沿岸の集落に多くの家が建ち並んでいましたが、現在は波の浸蝕によりその多くが消滅に瀕しています。賤夫向や初無敵は特に顕著で、そこに集落があったことが想像できないほどに荒寥とした磯になり果てています。辛うじて残っている他の集落跡も、遠くない未来に波に削られていくでしょう。自然の力の大きさを前に、人の営みの儚さを感じずにはいられません。

・11日目 軽トラ  晴のち晴
仮泊地―暁峰―上久著呂―ピリカネップ―雄別炭礦―本流―尺別炭礦―車中泊(浦幌町)

・12日目 軽トラ  晴のち晴
仮泊地―時和―炭山(浦幌炭礦)―阿寒鉱山―熊の沢―上勲祢別―岡山―車中泊(士幌町)

・13日目 軽トラ  晴時々晴
仮泊地―ワッカクンネップ―黒石平―幌加―三股―車中泊(新得町)

 集落の探索中、不注意により深さ2mほどの穴に転落。額を強く打ったようで、とっさに起き上がった後もしばらく目の前が左右に激しく揺れていました。さらには汗を拭ったつもりが、袖にはべっとりと血糊が付いています。車に戻りミラーで傷を確認、あわよくば探索を続けようと思っていましたが、どう考えてもそのような状況ではありません。悔いの残るまま現地を後にし、病院へ到着後は直ちに縫合。7針縫う結果となりましたが、破傷風の点滴やレントゲン撮影もしてもらいとりあえずひと安心です。
 しかしカメラの蓋が破損したためフィルムは感光、写真は撮り直しとなり、また携帯電話も穴の中で紛失してしまったため、同じ穴に再び入り探すことになってしまいました(結局見つからず)。手痛い出費と時間の浪費となりましたが、これも今後の教訓だと思えば良い経験にならなくもありません。

・14日目 軽トラ  晴時々晴
仮泊地―奥瓜幕―中土場―キナウシ―二股―札楽古―タンネソ―オニトップ―チャツナイ―ワラビタイ―咲梅―フンコツ―大泉―車中泊(三石町【現・新ひだか町】)

・15日目・16日目 軽トラ フェリー(フェリー)  雨のち晴
仮泊地―北海道立図書館―小樽港―船内泊―舞鶴港―(一時仮眠)―自宅

 

【8月】

★宮崎県北郷町 【現・美郷町】
★日之影町
★諸塚村

★椎葉村
★東郷町 
【現・日向市】
★西都市
★須木村 【現・小林市】
★小林市
★熊本県人吉市
 ほか

 

  

 

・1日目 軽トラ  晴(移動中)
自宅―車中泊(岡山・玉野市)

 前回の旅でカメラの蓋が閉じなくなってしまったのですが、テープで留めれば何とかなるだろうと今回の旅に臨みました。ところがこれは考えが甘かったようで、いくらきつく留めてもじわじわと隙間が広がってしまいます。現像の結果、でき上がった写真は赤い光の筋が入ったものばかり…。目を覆わんばかりの状況です。

・2日目 軽トラ  晴
仮泊地―勧農坂
―車中泊(延岡市)

・3日目 軽トラ  晴
仮泊地―長谷ヶ内―尾平―穂場―竹見野―半小屋―吉の本―木浦―小河内―千軒平―名女石―(出羽)―車中泊(諸塚村)

・4日目 軽トラ  晴のち一時雨
仮泊地―尾水流―仲滝―横尾―戸根川山―掟場―久保―六口―(弓木)―車中泊(椎葉村)

・5日目 軽トラ  晴
仮泊地―上椎葉ダム周辺(持田・尾八重狩底)―高尾―下福原―井ノ戸―上福原―尾鈴林業集落仮称―車中泊(西都市)

・6日目 軽トラ  晴
仮泊地―尾泊―猿ノ囲―折登―椛越―茶屋―笹ノ元―宮下―蛇籠―立花―寒川―車中泊(西都市)

・7目目 軽トラ  晴
仮泊地―駄留―吹ノ水―久灰野―長尾―樫―車中泊(西都市)

・8日目 軽トラ  晴
仮泊地―久野―板谷―(蔭谷)―一ッ瀬ダム周辺(黒瀬・的場・二軒橋・下相見)―(河口)―車中泊(西米良村)

・9日目 軽トラ  晴時々晴
仮泊地―尾股―柚園―田代ヶ八重―南俣―樅ノ木場―田ノ元―水流屋敷―木浦木―北木場―田代川間―車中泊(人吉市)

 探訪も終盤、目的地へ向かおうと林道を歩いていると、前方からトレッカーとも山林の関係者ともつかない雰囲気の男性が歩いて向かってきました。お互い軽く会釈をしてすれ違いましたが、何やら私と同じような匂いがします。この人物に、翌日になって再び会うことになるとは思いもしませんでした。

・10日目 軽トラ  晴
仮泊地―段塔―(大平尾)―苗杉―八ヶ峯―崩石―錦町図書館―西都市立図書館―民宿にて宿泊(西都市)

 この日の締めは、西都市の民宿でHEYANEKOさんたちとの会合です。メンバーはHEYANEKOさんのほか彼の知り合い数人で、いずれも廃村探訪を通して関わりのある方々でした。
 なんとここに、前日に林道で会った男性の姿がありました。常々SNSを介し交流のあった「おきのくにさん」だったのです。偶然にも同じ時間に同じ場所を訪問していたとは…。このおきのくにさん、ウェブサイトやブログは開設していないものの、無住となった集落を人知れず精力的に回っています。私には得られない貴重な情報を独自に集めていたり等、その探究心には敬うべきものがあります。
 前日おきのくにさんは私のなりを見て「村影弥太郎では」と直感し、停めてあった和歌山ナンバーの車を見て確信したそうです。鈍い私は「似たような人がいるものだなあ」と思うに過ぎませんでしたが、彼はやはりただ者ではありませんでした。なおこの時、念願の 鉄山分校跡を発見した帰りだったそうです。

・11日目〜 軽トラ  晴一時雨(九州) 晴(山口〜)
宿―(一時仮眠)―自宅

 

【11月】

★静岡県水窪町 【現・浜松市天竜区】
★群馬県松井田町 【現・安中市】
★長野県南信濃村
 【現・飯田市】
★泰阜村
★飯田市
★箕輪町

★大鹿村
★長谷村  【現・伊那市】
★上村 【現・飯田市】
★楢川村
 【現・塩尻市】 ほか

 

   

 

・1日目 軽トラ  雨(移動中)
自宅―車中泊(愛知・稲武町【現・豊田市】)

 前回は壊れたカメラで失態を晒してしまったため、この旅に備えてカメラを買い替えることに。行きつけの写真店の店主にこの話をしたところ、フィルムカメラ・デジタルカメラそれぞれの長短や、インターネット通販のことなど様々なアドバイスをいただきました。これを機にデジカメに替えることも視野に入れていましたが、結局慣れ親しんだ同型のカメラを購入。修理すれば数万円かかるところでしたが、5,000円程度で済みました(デジカメ主流になった昨今、ずいぶん安くなったものです)。
 ということで現像・デジタル化の工程はこれからも必要なため、店主にはまだしばらくお世話になりそうです。

・2日目 軽トラ  晴のち晴
仮泊地―矢作ダム周辺(
牛地・中切・釜井・漆畑・久木)―黒松―栃ノ沢―畑梨―水窪ダム周辺(両久頭・小又・瀬戸尻・戸中)―車中泊(静岡・水窪町【現・浜松市天竜区】)

 この日に使ったフィルムの1本に不良があったようで、現像したネガがすべて真っ黒になっていました。このため矢作ダムから栃ノ沢の一部にかけては写真がありません(※)。残念。

※ 2014年3月再訪、撮影

・3日目 軽トラ  晴
仮泊地―根―(難場道)―大寄―辰之戸―徳久保―池原―車中泊(長野・南信濃村【現・飯田市】)

・4日目 軽トラ  晴
仮泊地―底稲―栗生瀬―万古―下沢―二軒屋―栗代―川端―幕岩―御棚―車中泊(下條村)

・5日目 軽トラ  雨のち晴
仮泊地―
汗馬沢―堂屋敷―小川路峠仮称―小川沢―飯田市立図書館―車中泊(下條村)

・6日目 軽トラ  晴
仮泊地―大牧―土嵐―吹嵐―市ノ瀬―勝負平―入道―須官―牡丹餅平仮称―砂古谷―(赤樽)―大平―車中泊(小布施町)

・7目目 軽トラ  晴
仮泊地―小串鉱山―米子鉱山―笹平―車中泊(群馬・嬬恋村)

・8日目 軽トラ  晴のち雨
仮泊地―二度上―熊ノ平―湯ノ沢―道全―本沢―接待―東餅屋―角ヶ平―車中泊(箕輪町)

・9日目 軽トラ  晴のち一時雨
仮泊地―箕輪ダム周辺(
日向入・末広・日影入)―椚平―奥浦―北川―女高―深ヶ沢再訪―安康―車中泊(長谷村【現・伊那市】)

・10日目 軽トラ 徒歩  晴
仮泊地―
桃ノ木―戸草―塩平―割芝―平瀬―桶谷再訪―滝沢再訪―栃城―車中泊(南信濃村【現・飯田市】)

・11日目 軽トラ  晴
仮泊地―
押ノ田―大小屋―萩野―五貫目―奥塩水―表塩水―曲淵―(一時仮眠)―自宅

 

 

≪日帰り≫

【1月】

 

・1日目 軽トラ  晴
自宅―
楠ノ久保(※1)(熊野川町【現・新宮市】。以下和歌山県)―(宇筒井)(以下古座川町)―土井再訪―自宅

 2010年10月以来、大御所HEYANEKOさんと3度目の集落訪問です。昼頃に紀勢本線の古座(こざ)駅で落ち合い、私のポンコツ軽トラで宇筒井(うづつい)・大桑(おおぐわ)(土井)の学校跡を訪れました。時間的にはもう1箇所(熊野川町【現・新宮市】の畝畑(※2))の寄り道も可能でしたが、山間の道路が通行止めのため叶わず。機会があればまた訪問をしたかったとのことだったので、これにはHEYANEKOさんも残念そうでした。しかし宇筒井では予想以上に良い状態の校舎が残っており、これには御満悦の様子です。
 そんなこんなで、帰りがけに海鮮市場やスーパーで酒の肴を購入。晩はお楽しみの晩酌です。HEYANEKOさんの差し入れを頂きつつ、同好の旅談議に花が咲きました。

※1 待ち合わせ前に単独で訪問
※2 HEYANEKO氏が2003年に訪問。現在は高度過疎集落で、かつて学校があった。当方でも同年2月・3月に訪問

・2日目 軽トラ  晴
自宅―(谷野口)(以下大塔村【現・田辺市】)―九川―中村再訪―千ノ垣内再訪―本村再訪(美山村【現・日高川町】)―御坊駅―自宅

 九川はHEYANEKOさんが以前に訪れたことのある集落です。氏が曰く、以前訪れた時と様子がまるで違うとのこと。確かに、「HEYANEKOのホームページ」の荒れた写真とはだいぶ様子が異なります。
 いっぽう大字西大谷(中村・千ノ垣内)は私が以前に訪れたことのある集落です。中村は谷沿いの集落なのですが、先の台風12号のため一面が土石でガラガラになっていました。集落の一部も押し流されているようで、気付かずに通り過ぎてしまうほど様子は一変しています。
 私たちの与り知らぬ所で、幾多の無住となった集落が刻々とその姿を変えていく―。その一瞬を捉える我々の仕事が、いつか誰かの役に立つことがあるかもしれません。

 

【2月】

 

・高瀬(以下和歌山・熊野川町【現・新宮市】)―大原―大那口 軽トラ  晴

・和久保―北ノ川(中平・梅木平)―寺本―中井平―檜曽原 軽トラ  晴

 連日訪れている畝畑地区には、通称「辞職峠」と呼ばれる場所があります。峠は視界が悪いものの、開けた高みから見える景色は連綿たる山また山。その名は伊達ではありません(由来は「寺本」参照)。

 

【3月】

 

・赤土久保(以下和歌山・熊野川町【現・新宮市】)―北ノ川(奥平)―長谷平 軽トラ  晴

 北ノ川の奥平は資料で存在が分かっていたものの、古い地図でも記載がありません。探す当てがまったくありませんでしたが、たまたま出会った地元の方に快く案内していただけることに。仕事や狩猟で一帯の山林には頻繁に入るとのことで、これはたいへん心強いガイドです。
 実はこの方、
畝畑地区の数少ない在住者。畝畑や北ノ川の話もさることながら、一家の生活がNHKの番組で取り上げられたことがあるとの話も伺いました(※)。この奥深い山里で、一家の大黒柱は子供たちにどんなメッセージを伝えたのでしょう。子供たちの成長の記録を含めた家族のドラマを、機会があればぜひ視聴してみたいところです。そこには、現代では失われつつある厳しくも幸せな生活の姿があるのかもしれません。

※ NHK教育「ETV特集」。4人の子供を含む7人の家族の10年間を追ったドキュメント(2006年放送))

 

【12月】

 

・迫(以下奈良・十津川村)―待平―上西 軽トラ  晴

・中谷―湯之谷―親之谷―土呂―中原―(広尾坂) 軽トラ  晴

 

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