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◆河口(こうのくち)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「須木」(昭和29.11)を使用したものである

在:西米良村横野(よこの)
地形図:掃部岳
/須木
形態:川沿いに家屋が集まる
標高:約500m〜
訪問:(2013年8
月)・2024年1月

 

 大字横野の南部、三財(さんざい)川支流の蛇籠川上流部(河口川)にある。
 訪問は横野河口林道より。河口川沿いの車道終点まで到達したが、そこから続く徒歩道はすぐに河原に降りる。河原を歩くのは心許なかったため、ここで引き返してしまった。ただし林道を走行中にも流域で建物の跡が確認することができた(写真2-4)。広い意味での河口には含まれるのかもしれない。
 地元の方の話では、遅くとも昭和40年代くらいまでには離村しているとのこと。林業と田の耕作で暮らしていた。

 2024年改めて訪問。前回よりも林道の後半部分が荒廃しており、終点付近まで四輪車で行くことは困難になっている。
 前回同様車道の終点から川に降り、およそ600mほどで
上流側に孤立した1箇所の宅地(写真4)と農地跡に到達。ここは旧版地形図で地名が記された家屋群より2.6q以上離れている(川の距離で計測)。さらに河原と往時の道を行き来しながら下流に向かい、地名表記付近に到達。複数の屋敷跡が確認できた。訪問は地形図上の道の終点までであったが、ここには廃屋(写真17)とかなりの広さの農地跡が見られる。

 


(写真1 何かの跡)
(以下林道沿い、2013年撮影)
※赤い部分はフィルムの感光


(写真2 倒潰建物)

(写真3 倒潰建物)

写真4 最上流の屋敷跡
(以下集落、2024年撮影)

写真5 写真4にて。壜や陶片

写真6 河原から道を見る(石垣の部分)

写真7 農地跡

写真8 屋敷跡

写真9 屋敷跡

写真10 屋敷跡

写真11 屋敷跡の石垣

写真12 写真12にて

写真13 河原と集落の石垣

写真14 屋敷跡

写真15 農地跡

写真16 道

写真17 廃屋

写真18 農地跡

 

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