◆岡山(おかやま)

※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「上足寄」(昭和45.11)を使用したものである
所在:陸別町ペンケクンベツ原野(ぺんけくんべつげんや)基線
地形図:上足寄/上足寄 陸別東部/上足寄
異表記:ペンケクンベツ(旧称)
形態:川沿いに家屋が散在する
標高:約250m
訪問:2013年6月
ペンケクンベツ原野基線の東部、ペンケクンベツ川沿いにある。
町史によると、ペンケクンベツ地区の入植は明治44年。岡山県出身の団長近藤氏以下、近藤・平井・近藤・村上・小川各氏ら19世帯が開拓に従事した(岡山団体)。翌45年にも冨谷・田中・若島・北条・高瀬・武部・大塚・中山の各氏が入植。大正7年には岡山特別教授場が設けられ教育がなされたが、同11年3月休止、同14年薫別(くんべつ)特別教授場に統合し廃止された(地図画像の学校はその名残?)。かつて存在した岡山神社は、明治45年9月岡山団体全員によって創設された。
現在はほぼ全域が牧草地となっており、訪問時は数頭の牛も放たれていた。集落の痕跡は皆無。
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