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◆錦(にしき)



※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「斜里岳」(昭和48.11)を使用したものである

在:清里町江南(こうなん)
地形図:札弦/斜里岳
形態:高原に家屋が散在する
標高:100
m前後?
訪問:2013年6月

 

 字江南の西南部、エトンビ川右岸の台地に広がる地域。
 現在家屋は皆無だが、広く農地として利用されており訪問時も数組の農家が畑仕事に従事する姿が見られた。
 これらの方々の話によると、今は3、40組ほどが土地を借りたり買ったりして営農しているとのこと。かつての住民はごく僅か。主な作物は甜菜・ジャガイモ・小麦のほか牧草などで、離村前とほぼ同様。最終的な離村は昭和40年代中〜後期。
 また町史によると、戦後の開拓によって開かれた集落のよう。
以下は学校の沿革と就学者数の推移。

(錦小学校)
 昭和23.7.12  江鳶南小学校開校
 昭和38.8  錦小学校と改称
 昭和30.9  新校舎落成

 昭和41.3.16

 廃校

(錦中学校)
 昭和24.1  清里中学校江鳶南分校開校。小学校に併置
 昭和25.4  江鳶中学校江鳶南分校と改称
 昭和38.8  錦中学校と改称

 昭和41.3.16

 廃校

  昭和23 昭和25 昭和30 昭和35 昭和40
児童数 50 46 33 32 7
生徒数     24 13 8


 出身者に学校跡地を教えていただいたが、火山灰採取地のため土地は造成され、往時の校地はほぼ残っていないと思われる(写真6・7)。

 


写真1 集落風景

写真2 農地

写真3 農地

写真4 農地

写真5 屋敷跡?

写真6 学校跡遠景(写真中央)

写真7 校地の一部

 

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