◆湯之谷(ゆのたに)
所在:十津川村湯之原(ゆのはら)
大字湯之原の南東部、十津川左岸の山中にある。武蔵(むさし)・湯之原両大字の境界にも近い。 2013年、改めて親之谷左岸より訪問。最初の堰堤の付近(約240m)では稼働中の平瀬簡易水道(浄水場)(写真2)と何かの施設の跡が見られたが、いわゆる親之谷集落には含まれないと思われる。さらに谷沿いの道を進み、いくつかの分岐を集落へ向かって進むと現地に到着。平地にかなり乏しく、宅地周囲の傾斜地も畑の跡と思われる。もっとも状態の良い家屋は先述の「最後の1軒」および外国人の別宅と思われ、「〜庵」との看板が掲げられている。ほか廃屋が1軒、屋敷跡?が1箇所。北側の尾根上の平坦地にも何かの跡が見られたが、人家であったかは不明(写真9・10)。またこの尾根には段々になった墓地(写真12)があり、複数の岡田家のほか、伊藤氏・口寸保氏のものも見られた。
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(写真2 浄水場)(以下2013年撮影) |
(写真3 何かの施設跡) |
(写真4 遺構と小祠) |
写真5 廃屋 |
写真6 廃屋 |
写真7 家屋 |
写真8 石仏 |
写真9 何かの跡 |
写真10 何かの跡 |
写真11 小社 |
写真12 墓地 |