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◆底稲(そこいね)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「満島」(昭和21.12)を使用したものである

所在:飯田市南信濃南和田(みなみわだ)
地形図:伊那和田/満島
形態:山中に家屋が集まる
標高:約1,000m
訪問:2013年11月

 

 大字南和田の北部にある。黒石岳の南約700m付近の緩い傾斜地に立地。
 村史によると、戦後の緊急開拓事業により開拓された集落。昭和21年8月、18戸56人が入植。地元民のみで、海外からの引揚者は皆無であった。交通の便が悪い上、飲料水の確保が難しいことが定住に至らなかった最大の要因と述べている。
 集落までは車道が通じているものの、登り口となる山原(やまはら)集落(標高500m前後)を過ぎると狭隘なつづら折りが延々と続く。
 現地は植林地と非植林地が半々程度。宅地は西側に集中していたようで、斜面には何軒もの廃屋が残されている。東側の奥にも小屋が建てられているが、かつての屋敷跡と思われる。集落下方では神社(写真14)も見られた。

 


写真1 家屋


写真2 道と農地跡


写真3 廃屋


写真4 屋敷跡


写真5 廃屋

写真6 防火水槽?と櫓

写真7 農地跡

写真8 屋敷跡

写真9 廃屋

写真10 廃屋

写真11 廃屋

写真12 炭焼き窯

写真13 廃屋

写真14 神社

 

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