◆中幌内(なかほろない)
※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「雄武」(昭和48.3)を使用したものである
所在:雄武町中幌内
地形図:中幌内/雄武
形態:川沿いに家屋が散在する
標高:約40〜70m
訪問:2013年6月
町の北部、幌内川沿いにある。
「角川」によると、かつては造材・植林事業に従事する兼業農家が暮らしており、現在(当時)は肉牛を肥育する農家があるとのこと。昭和61年3戸7人。
訪れていた元住民の話によると、分かるものでかつては40軒近くあったという。無住になったのは昭和終わり頃。農業が主で、ジャガイモや麦類などを栽培、澱粉工場も3、4箇所あった。また木工所も2、3箇所あったとのことで、林業も行われていたことが窺える。また神社(中幌内神社)は、現在は解体され幌内神社に合祀。
現在はこの方が牛の繁殖業を営み、雄武から頻繁に往来している。学校(中幌内小学校および中学校)跡には門柱(写真6)が1対残り、建物の基礎も僅かに確認できる。門柱入って左手が教員住宅、正面に校舎があったとのこと。
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