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◆小虫(こむし)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「三段峽」(昭和32.11)を使用したものである

所在:益田市匹見町匹見(ひきみちょうひきみ)
地形図:野入/三段峡
アクセント:コムシ
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:約500m(登り口は約330m)
訪問:2013年5

 

 大字匹見の北部、匹見川左岸の支流沿いにある。
 現地では2軒の屋敷跡と谷に沿った農地跡を確認。地元の方の話によると、3軒が暮らしていたという。
 町誌によると、県による過疎地域対策事業のため3戸19人が集団移転。広見小平でも事業の一環として同様に行われている。広見の移転時期は昭和45年12月であり、小虫も同時期と思われる。
 また資料『ふるさと拾遺集 広見』によると、古くは2軒、のち分家して3軒になったとのこと(斉藤家・砂川家)。広見とともに平家の落人が隠棲した地として、往古より交流があったという。

 


写真1 農地跡

写真2 屋敷跡(納屋)

写真3 別の屋敷跡にて

 

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