◆赤樽(あかたる?)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「飯田」(昭和27.7)を使用したものである
所在:飯田市上飯田(かみいいだ)
地形図:飯田/飯田 兀岳/妻籠
形態:谷沿いに家屋が少数集まる?
標高:約1,100m
訪問:(2013年11月)
大字上飯田の中部、西俣(にしまた)川支流の赤樽沢沿いにある。
入道の事務所跡の前に「赤樽沢」の看板があり、ここから橋で対岸の赤樽沢に渡ることができる。状態が悪いながらも踏み跡が残っており、しばらく遡行。500mほど進んだ分岐付近(写真2)に植林地があり、ここで谷に沿った踏み跡は終わる。この先は谷が荒れており困難が予想されたため、ここで引き返した。
資料『失われた村の生活』によると、当地を開発したのは村沢家で、通年で生活するようになったのは明治30年代中頃からとのこと。ほか代田家もあったよう。
|