◆時和(ときわ)

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この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「常室」(昭和33.1)を使用したものである
所在:浦幌町時和
地形図:常室/常室 十弗/常室
異表記:常盤
形態:山中に家屋が散在する
標高:110m前後
訪問:2013年6月
町の南西部、浦幌川と下頃辺(したころべ)川に挟まれた山中にある。
以下は『浦幌町百年史』より学校(常盤小学校)の沿革。
大正10.4.1 |
牧場事務所に仮教室を設置 |
大正11.3.1 |
校舎新築。常盤特別教授場となる |
大正13.4 |
常盤尋常小学校となる |
昭和16.4 |
常盤国民学校と改称 |
昭和22.4 |
常盤小学校と改称 |
昭和34.4 |
浦幌小学校常盤分校となる |
昭和41.3 |
閉校 |
なお初期は字「シタコロベ」(現在は抹消)の一部であったが、昭和28年の字名地番改正により字「時和」が新設された。またかつては「常盤神社」が存在していた。
また「角川」によると、はじめ岐阜県の衆議院議員大野氏ら5人の名義で、牧場の貸付を受けた地域とのこと。
現在、集落内は広く牧草地や林になっている。最近の地図で見られる小さな山近くの家屋も既になく、木材を集める土場となっていた(写真5)。学校跡は不明。
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