◆留辺斯(るべす)
※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「武佐岳」(昭和48.9)を使用したものである
所在:標津町古多糠(こたぬか)地形図:俣落岳/武佐岳 形態:川沿いの一軒家? 異表記:瑠辺斯標高:約240m 訪問:2013年6月
字古多糠の中南部、忠類(ちゅうるい)川と瑠辺斯(るべす)川の合流部付近にある。河川および山岳の表記は「瑠辺斯」となっているが、最近の地図や町史での地名表記は「留辺斯」であり、見出しはこちらに拠った。 現地は駅逓が設けられていた場所であったようで、その説明板も立てられている。跡地にそれらしい痕跡はほとんど見られない。 町史によると、留辺斯駅逓所の設置は明治18年9月。同年新斜里山道が開鑿されたことによる。昭和16年廃止。のち土地と建物は個人(※)所有となった。
※ 最終の取扱人・麻生氏か。明記はされていないが、本文では戦後亡くなるまで居住していたことを窺わせる