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◆王泊(おうどまり)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「大朝」(昭和22.11)を使用したものである

在:北広島町細見(ほそみ)
地形図:大仙原
/大朝
異表記:大泊(旧版地形図)
形態:谷の口に家屋が少数集まる
離村の背景:ダム建設?
標高:約500m(水面は約510m)
訪問:2013年5
月・(2022年11月)

 

 大字細見の南部、滝山川沿いにある。杉谷(すぎだに)集落がある谷と、滝山川との合流部付近。
 現在は王泊ダムの人造湖(仙水湖)に水没しているが、離村時期は分からず。集落跡付近の湖畔では、何かが建っていたと思われる跡地が見られた。
 なお「王泊」という地名には由来があるようで、見出しの表記はこれに倣った。手持ちの古い地図では「大泊」となっているが、誤植だろうか。

 2022年、向山(町内の未訪問地。レポートなし)への取り付きを探すべく王泊ダムを再訪。意図的な再訪ではなかったが、ダム用地内にて新たに王泊水天宮(写真7)を確認した。境内の説明板によると、堰堤の守護と湖水の平穏を願い昭和10年7月に造営。久留米水天宮より祭神を勧請。のち堰堤嵩上げに伴い現在地に遷座されたとのこと。
 
なお想定していた向山までのルートは笹が深く、進入に困難が予想されたため訪問は早々に諦めた。

 


写真1 ダム堰堤(2022年撮影)

写真2 集落付近(以下2013年撮影)

写真3 何かの跡(基礎の石が見える)

写真4 コンクリートの槽

写真5 新王泊橋(以下2022年撮影)

写真6 かつての王泊橋

写真7 水天宮

 

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