システム改革D
行 財 政 改 革 U
公共事業改革
優先度の高いものから事業化をはかる。
公共事業を事前評価する。
異なる公共事業を同一基準で比較する。
公共事業の決定プロセスの透明化
・新規事業に付いて
*全ての公共事業の効果を客観的に表すために、
費用便益分析法によって費用分析比を算出する
*地域係数−地域間の公平性に配慮する。
*重点化係数−分野間の重要度を調整する。
*個別事業レベルの施策的重要度−戦略性・緊急性を考慮する
優先度評価
・継続事業に付いて
*再評価によって妥当と判断されれば新規事業に優先して位置付け、
公共事業再評価審査委員会の審議を経て、必要ないと判断された
事業は中止となる。
・一連の評価によって事業は5段階に区分する。
この評価システムを活用して優先度の高いものから事業実施を図る。
@優先度T−優先して事業進捗を図り、早期事業効果の発現に努める事業
A優先度U−事業効果から優先して取り組む事業
B優先度V−戦略性、緊急性が高い事業
C優先度W−事業効果から必要な事業
D優先度X−中止事業
・道路整備計画
予算が限られている中で、「あれもこれも」という予算は編成は出来ません。
公共事業に不要のものは無いとしても、優先順位があります。
@整備方針=機能的な道路ネットワークの形成、住民生活の利便性・安全性の向上
及び地域の活性化を支援するという基本方針
A整備目標=期待する効果 ・期待する住民の評価を目標とする
B整備の必要性評価(客観性を持たすため数値化したもの)を行う
*新たなことに取り組むとき、最初から完璧ということは、あり得ない。
一つ 改革したら、そこからまた改革すべき問題点が生まれる。
それを乗り越えるには、絶えず進化していくようなシステムが必要であり、
そのベースになるのは 情報開示と評価システムであります。
*町長は大きな方向性を示すに止める。
しかし、どこに箇所付けするかはマニュアル化して点数化し、評価過程・結果をオープンにする。
*議論はアンダー・ザ・テーブルでなく、オン・ザ・テーブルで行う必要があります。
誰に対しても説明責任を果たせる体制にする必要があります。
住民の行政に対する信頼感をより高めることこそが、官民協働の源泉であります。
環境面など数値化が難しく、客観的に評価できない面が残ります。
しかし、評価が難しい、評価が出来ないと 勝手に判断してはいけないのです。
情報公開をすることによって住民の皆さんに
ありのままを知ってもらうところから 、先ず取り組むことが大事です。
公共事業評価のシステムは改善し、進化させていくものと考えます。
(行政改革のこと)
(意識改革)
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(あるべき行政・財政の姿)
公共事業の決定システム
公共事業の決定 プロセスを開示、公開する
(システム改革)
D公共事業決定システム
行財政改革 U
住民本位であること
道路整備の箇所付けには不透明さが付きまとうが、
道路に求められる利便性や安全性、地域振興などを極力数値化することで、
優先順位の決定における透明性・客観性を高めることが出来ると考えます。
*公共事業評価は客観性確保が難しい