◆落合(おちあい)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「彦根東部」(昭和26.9)を使用したものである
所在:多賀町霊仙(りょうぜん)
地形図:彦根東部/彦根東部
形態:川の合流部に家屋が集まる
標高:約330m 訪問:2008年7月
霊仙山の南西、芹(せり)川の上流にある。北で汗ふき(あせ―)峠を越えると旧米原町の榑ヶ畑に、東で川を遡ると彦根市の男鬼・武奈に至る。
近世の犬上郡落合村。明治7年今畑村・入谷村と合併、霊仙村(のち多賀町)となる。
無人になったのがまだ最近のようで、集会所のような場所はかなり新しく、神社(落合神社)には外灯も灯る(写真1)。家々もしっかりしている。川の合流部の内側には寺院(蓮休寺・写真2)が建っている。多賀小学校霊仙分校があったが、場所は分からなかった。藤井姓を確認。なお芹川流域には藤井姓が多い。
以下は多賀小学校霊仙分校の変遷
明治16 |
霊仙学校・明了学校をそれぞれ設立(学区は霊仙) |
明治19 |
霊仙学校・明了学校が併合し簡易科霊仙小学校となる |
明治25 |
芹谷尋常小学校霊山分教場となる |
大正7 |
芹谷尋常高等小学校霊山分教場となる |
昭和16 |
芹谷国民学校霊山分教場となる |
昭和17 |
多賀国民学校第四教室となる |
昭和22 |
多賀小学校霊仙教室となる |
昭和38 |
多賀小学校霊仙分校となる |
昭和60 |
休校 |
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