田中商店
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塩といえば瀬戸内地方が有名ですが、紀伊半島の海岸地帯も肥沃な山々と黒潮の影響により海水の栄養価が高いといわれており、昔から良い塩が作られています。 いにしえの頃より、熊野詣での帰りに当地方の塩をおみやげとして都へ持って帰る人々も多かったと伝えられています。 昭和25年頃まで、田辺市周辺の海岸沿いには、小さな製塩所がたくさんありました。 私の祖母は、海水を釜で炊いて塩を作り、海岸から10kmも20kmも山へ入ったところまで天秤棒にのせて売り歩いていたといいます。昭和10〜20年頃の話です。 昭和40年頃より、塩はたくさん採ると高血圧を招くということで常に悪者扱いされてきましたが、ここ数年、たくさんの学者が異論を唱え、自然塩については見直されるようになってきました。
1.マグネシウムやカルシウムなどが豊富に溶け込んでいるため、味がまろやかになる。 2.海の水には、存在する元素のほとんどが溶け込んでいるとされ、様々な微量な成分を摂取することができる。 小売店等で塩を購入される際の注意点 1.原産地の確認 商品名に塩で有名な地方の名前をつけて販売しているが、実際には、輸入塩にニガリ分を添加して作った塩である場合が多いので、塩の原産地の確認が大切。 2.製法が明記されているか 釜炊き塩の場合、海水をそのまま火にかけるか、塩田や海藻を用いて海水を濃縮してから火にかけるかの2通りの作り方があります。釜炊き塩は、ほとんどの場合、この2通りのどちらかで作られます。大規模な工場で食塩を大量に作る場合は、イオン交換膜(電気分解)を使用します。 最近、イオン交換膜(電気分解)を使用して作った塩やニガリを天日塩、釜炊き塩として販売している業者もいます。例えば、イオン交換膜を使用して作った塩に塩で有名な地方の海水を少しだけたらして、天日干しの塩ということで販売されていたりします。 にがりについても天然の定義がどうかということもありますが、イオン交換膜を利用して工場で大量生産をして、大量に小売店に出荷しているものもあります。通常、私たちの範疇では、天然物にはなりませんが、天然と表示されていたりします。私たちは、すべて昔ながらの手作りで作った物のみを天然にがりと考えております。 今は、そうゆう天然物は、本当に作っている人は少ないのですが、あと数年もすれば、電力会社などが、廃熱を利用して塩を作りはじめると思いますので、今より、格段に天日塩や釜炊き塩も価格は安くなると考えております。 |