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鮎の故郷・近露
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近露の鮎料理
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天然鮎
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南紀の自然塩


紀州熊野日置川の天然鮎 田中商店

TEL 0739-23-3252

近露の鮎料理
 先ごろ、世界遺産にも登録された熊野古道が通っている和歌山県中辺路町近露(ちかつゆ)は、山深いところで交通の便も悪く、終戦の頃までは田舎でありながらも人々の生活は、たいそう苦しいものであったといいます。

 店主の父が子供の頃は、なかなか白い飯を食べる機会はなく、朝、昼、晩の食事は、すべて茶粥(おかいさん)が主食で、それだけでは山仕事や田畑での仕事をするのに、すぐに腹が減って体が持たないということで、朝10時頃、15時頃、そして夜食と1日に6回食事を取るのが常であったといいます。

 夏場は鮎もたいそう釣れ、田んぼでは、手づかみにできる程、うなぎが取れたようですが、そのほとんどを旅館などに売り自家で食することは、めったになかったといいます。
 そのころは、鮎やうなぎ、紀州備長炭、夜に作る炭俵などが数少ない現金収入であったようです。

近露の鮎料理
鮎の塩焼き。
紀州備長炭の炭火で焼く鮎は、絶品です。たくさん採れたときには、囲炉裏の炭火で2日間くらい焼き、燻製にして保存食としました。
左画像にて鮎を焼いている囲炉裏は、当店にて販売しております。ご興味のある方は、こちらからどうぞ。
田中商店 囲炉裏の店へのリンク
鮎の姿すし。
米の飯を食べるのは、晴れの日だけでした。晴れの日には、さんますし、鮎すし、おまぜ(バラすし)が食卓を飾り、この日ばかりは腹いっぱいに米の飯を食べたそうです。

紀州では、鮎の他にもさんまや鯖の早なれ寿司をよくつくります。
鮎の塩焼き、おかいさん(茶粥)、なすときゅうりの浅漬け。熊野地方のもっとも一般的な鮎の食べ方です。鮎とおかいさん、なすやきゅうりの浅漬けが、たいへんよく合います。
鮎の出汁そうめん

鮎をよく焼いて出汁をとったそうめんです。熊野地方の夏の食卓には必ず登場します。
左画像の鮎は、わかりやすいように少し多く入れています。