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鮎の故郷・近露
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天然鮎
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南紀の自然塩


紀州熊野日置川の天然鮎 田中商店

TEL 0739-23-3252


 和歌山県田辺市中辺路町近露(にしむろぐんちかつゆ)が当店の鮎の主な産地です。下記の地図参照。近露は紀伊半島の南部に位置しており、これといった産業もなく林業や農業に従事する人々を中心とした300人程の小さな集落です。

 近露は、交通の便が悪いこととが幸いして、今も山々の緑は深く、川の流れは清らかなところです。人々は、山や川を大切に守っておるがゆえに鮎がたくさん採れるのです。

 熊野神社へお参りする熊野詣で(熊野本宮大社・熊野速玉大社・那智大社の熊野三山へ参ること)が盛んであった平安時代には、近露は通り道になっていたこともあり、たいそう栄えていたころもあったようですが、そのころの様子は、熊野古道として残っているだけです。

 当店の鮎は、近露に住んでいる私の叔父や、その仲間が釣り上げたものなのですが、叔
掛け針は、3本イカリ。
鼻カンと逆さ針。鼻カンを鮎の鼻
に通し逆さ針は尻びれの付け根
付近に刺します。逆さ針の反対側
には、掛け針をつけます。
父たちは、夏は鮎を釣り、秋は松茸を初めとするキノコ採り、冬は、猪や鹿を撃ち、春は山菜を採ったりヤマメを釣って田舎暮らしを満喫しております。

 叔父は、子供の頃から鮎の友釣りをしており地元でも名人クラスの腕前です。一度、釣りに出かけると調子の良い日で50〜60匹ほど友釣りで釣り上げます。ただ、夏場は雨で川が増水したり濁ったりして釣りに出られる日は、1ヶ月で10〜20日程度です。

 ただ、名人クラスの叔父たちでも、平成15年の夏は川の具合が悪く、ほとんど釣ることができませんでした。春にする稚鮎の放流数は変わらないのに川の具合によって釣果に差がでます。

 右の写真は、叔父の使っている仕掛けです。もちろん、すべて手作りの品です。子供の頃からの経験から作り出した日置川での友釣りには一番の仕掛けです。

 近露までは、大阪からですと車で2時間30分くらい掛かります。東京からですと飛行機で羽田から南紀白浜まで1時間程、そこからバスで1時間程かかります。