◆駄尾沢(だおぞう) 所在:檜枝岐村字燧ケ岳?(大字なし)
資料に見られる戦後の開拓集落。詳細な位置は不明だが、村の北西部、只見(ただみ)川右岸、胴抜ノ沢との合流部対岸の平坦地か。 村史によると、駄尾沢開墾地は昭和20年営林署より土地の貸付を受け、昭和21年より入植開拓事業が開始された。入植者は平野・佐藤・平野・星・星の各氏。開拓面積は12.36ha。未開の肥沃な原野で開墾に適し、小沢平・砂子平・赤岩平とともに選定された。 村史には集落の位置について具体的な記述はないが、資料『檜枝岐の暮らしと地名』の掲載の順序(※)より、胴抜ノ沢合流部の対岸の平坦地と推定。水没はしていないため断定はできないが、推定部分の北側がダム湛水域に達している。 ※ 赤岩分校・診療所跡→小白沢→ヒルバ沢→大津岐山→駄尾沢開拓地→尾瀬口乗り場→胴抜ノ沢→滝ノ沢→柳沢開墾地…の掲載順になっており、概ね南から順を追っていることが分かる
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◆◆写真はありません◆◆
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