◆屏風(びょうぶ)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「彦根東部」(昭和26.9)を使用したものである
所在:多賀町屏風 地形図:高宮・彦根東部/彦根東部
形態:山中に家屋が集まる
離村の背景:現住(冬季無人)
標高:約400m
訪問:―
芹(せり)川右岸の斜面にある。
近世の犬上郡屏風村。明治22年に芹谷(せりだに)村(のち多賀町)の大字となる。
後谷へ向かう途中、集落の方が草刈りをしていたので屏風・後谷についての話を伺うことができた。屏風はかつては12軒くらいの家があったそうで、現在は数軒が4〜12月に戻って生活をしている。寺院は円徳寺(えんとくじ)、神社は北野神社。田はなく畑作をしており、ゴボウが取れる。藤本姓が多い。
HEYANEKO氏によると、大字屏風地内の芹川沿いにはかつて多賀小学校芹谷分校(平成5年閉校)があったとのこと。
また町史によると、神社は北野神社。寺院は円徳寺。また以下は学校の沿革。
明治10 |
芹川学校設立。学区は桃原(もばら)・向之倉・河内(かわち)・甲頭倉・屏風・後谷 |
明治16 |
芹渓学校と改称 |
明治19 |
簡易科後谷小学校と改称 |
明治25 |
芹谷尋常小学校と改称 |
大正7 |
芹谷尋常高等小学校と改称 |
昭和16 |
芹谷国民学校と改称 |
昭和16.11 |
多賀第三国民学校と改称 |
昭和17 |
多賀国民学校第三教室と改称 |
昭和22 |
多賀小学校後谷教室と改称 |
昭和38 |
多賀小学校後谷分校と改称 |
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