戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ

 

◆安道(あんどう)

所在:小谷村千国(ちくに)
地形図:雨中/白馬岳
異表記:案道(旧版地形図)
形態:山中に家屋が少数集まる?
標高:約700〜750m?
訪問:2025年11月

 

 大字千国の北東部、横根(よこね)沢(姫(ひめ)川支流)左岸側にある。
 隣接する弥太郎には2008年に訪問したが、さらに古い地形図で当地の存在を知ることとなった。

 この時は佐原より古い道を南下して訪れたが、今回は横根沢を遡るルートをとった。弥太郎下の堰堤までは車道跡を利用し、そこから弥太郎を経由。再び横根沢に降り、当地に到達した。
 離村時期が古いためか、陶片などの遺物がごく僅かに見られたのみで集落の痕跡はほぼ皆無。上方にそれらしい平坦地が見られたが、確定的ではない。また下方に電柱が見られたが、これは後年のものと思われる。

 村誌には、「松ヶ尾穴の当真木・安道・祖子山・弥太郎の集落は、全戸転出して廃屋となり…」という記述が見られ、かつて集落であったことが分かる。
 また
明治12年に寺子屋式の教育施設が開設されたとのこと。同15年には千国学校安道派出所となり、同18年(あるいは19年)には
真木に移転した。
 資料『小谷民俗誌』には、「七つ穴」の伝承の解説中に「昔安道(部落名、今はない)に新右衛門という猟師がいた。ある日一匹の熊をみつけて…」という一節が見られる。

 見出しの読みは、聞き取りおよび『小谷民俗誌』のルビより。表記については旧版地形図では「案道」とあるが、先の資料や「角川」の小字一覧などでは「安道」であり、これに従った。

 


写真1 電柱


写真2 平坦地


写真3 器

写真4 平坦地

写真5 陶片

写真6 平坦地

写真7 屋敷跡?

 

戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ