◆中山(なかやま)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「大河原」(昭和27.9)を使用したものである
所在:大鹿村鹿塩(かしお)
地形図:鹿塩/大河原
形態:谷沿いに家屋が散在する
離村の背景:災害
標高:1,100〜1,150m
訪問:(2006年5月)
滝沢の奥、中山沢の上流にある。古い地図では、沢に沿って5軒ほどの建物が散らばる。集落の奥にも小径が延び、高森(たかもり)山の北の峠を経て、北川・女高の間に至る。
中(なか)ノ沢の分岐からしばらく進んだが、道を見失いたどり着くことができなかった。
村史によると、昭和36年6月の豪雨で全戸が村外に移住。集落の児童は桶谷の分校に在籍していたが、分校廃止後は大河原小学校までの通学が困難なため、1年生から全員寄宿舎で生活していたという。
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