南方邸の春の夕暮れ

−平成16年3月−

 三月に入り、夜半には春雷の轟きを聞いた翌日の15日、うららかな陽も翳ってきた午後の南方邸。冬の気配はすでに去り、12日には、裏の池のカメも今年初めて水から上がってきました。

[Photo: Niwa zakura & Ando Orange trees No 1]
[Photo: Niwa zakura & Ando Orange trees No 2]

[写真上] 新書庫前のニワザクラの木はもうかなりほころんでいます(その後ろに見えているのは書斎−一月後の様子は、ページ下の方に)。向かいのアンドウミカンの木(前に札がある)には、右の方にひとつだけ実がつきました。[2004. 8.15 追記:翌夏の実の付き方の写真を掲載しました。]

[写真下] その並びのナツミカンには、ずいぶん実がついています。上方、葉の色が明るいのはクスノキ。

[Photo: Camphor tree]

 母屋前のクスノキとミカンの植え込みを庭側から見たところ。手前のバラの木は、春の芽吹きでワイン色がかって見えます。かがみ込んでナツミカンの足元を見ると、スズメノエンドウの茂みの中で、シャクヤクのひこばえが小さな芽を伸ばそうとしていました。

写真:2004年3月15日、南方邸にて。撮影:田村義也

一月後のニワザクラ 2004. 4.22

 一月後、ニワザクラの木は小粒でつやつやした赤い実が鈴なりになっていました。足元のほのかに青い花は、あやめかかきつばたかアイリスか。

[Photo: Niwa zakura, 2004. 4.22]

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