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展示内容

展示


1.ひき岩の自然
 ひき岩の成り立ちとここに成育する特徴的な生物を紹介します。

2.天神崎・元島の自然
 田辺湾の入り口にある天神崎や元島の磯や海岸林の生物 を中心に紹介しています。

3.池や水田の自然
 昔はどこにでもいた水生昆虫やおたまじゃくしなどがいます。

4.森林の動植物
 森林の生態や仕組みなどがパネルによって紹介されています。

5.源流域の自然
 森林から流れる川の源流域を中心に、そこに住む生物たちを紹介します。

6.川の生物と水質
 田辺の川に住むいろいろな水生生物を紹介し、その生物によってわかる 川のきれいさを説明します。(下)
川の展示部分 熊楠の展示壁面
7.南方熊楠の世界
 南方熊楠が研究した植物・昆虫や粘菌などを紹介し、博物学者としての姿に焦点をあてます。
消失した昆虫標本などを複製しています。(上、下は昆虫標本)
昆虫標本複製

8.ビオトープ
 秋津川地区のビオトープの紹介・情報の提供をしています。

9.化石・鉱物
 アンモナイト・三葉虫などの化石や鉱物を展示しています。 化石展示室

資料等

 どなたでも利用できるような資料もおいてあります。
昆虫や植物等の図鑑類はかなりそろっています。また、子供向けの 図鑑などもあります。  標本としては、昆虫の標本は、蝶・蛾・甲虫・カメムシ・トンボなどは かなりそろっています。また、高等植物の標本もそろえつつあります。
 そのほか、天神崎の貝類と和歌山県内の陸産貝類の標本があります。

粘菌小屋

外の駐車場の片隅に、黒いネットで囲んだ小屋があります。中には古くなった シイタケのほだ木がおいてあります。朽ち木に住む虫やキノコ、特に粘菌を発生 させるためです。暖かい季節なら、たいていいつでも粘菌を見ることができます。 見たい方は、センターの職員に声をかけてください。
粘菌小屋内部


ミニビオトープ池

センターの裏庭に小さな池ができました。始めはメダカと金魚の池として始まったのですが、 けっこう楽しいものになりました。
詳しくはこちらへ。
池


アライグマ調査

現在、和歌山県内の各地で移入種のアライグマが増え、農作物の被害も頻発しています。 また、農業被害以外に、他の野生動物への影響も心配されます。在来の野生動物の場合、 駆除する事は、自然保護の観点から様々な問題があり、慎重な対応がのぞまれますが、 アライグマは移入種であり、本来生息していなかったものです。

そこで、和歌山県及び田辺市などの自治体では、アライグマの根絶をめざし、駆除事業を行ってい ます。ただ、闇雲に駆除するのでは成果も上がりにくいですし、具体的な方針も立てられません。 そこで、当センターの職員が、駆除されたアライグマ個体からデータ収集を行っています。
捕殺されたアライグマを解剖して、大きさや体重、年齢や栄養状態、その他様々なデータを集める 作業を随時行っています。
もしかしたら、来館のおり、そのシーンに出会えるかも知れません。


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