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ミニビオトープ

センターの裏庭に小さな池ができました。始めはメダカと金魚の池として2002年5月始めに作られました。
ところが、水草等植え込んでいる内に、アメンボやカエルが入り込み、トンボがやって来て、 何だか楽しいものとなり、これは1種のミニビオトープとして楽しめるんじゃないか、と思うように なったわけですね。
それで、これならばどこでも作れて、それなりに面白いんじゃないか、と、お進めする気になったのです。
そこで、作り方と経過報告をする気になったんです。(ここは2002年7月21日に記す)


作り方は簡単。まず穴を掘ります。深さは30cm、大きさは1m×2mもあれば充分。手に入る 防水シートの大きさ次第です。大きければなお良いし、小さくてもそれなりに。 ここに防水シートを敷きます。厚手のビニールで可。これの大きさで池の大きさも決まります。
池の底に土を入れ、防水シートの周辺にも土を載せます。
これはセンターの2号池。
これに水を入れます。センターではホースを引いて、いつも水を少しづつ流れ込むようにしています。
あとは水草を植え、動物を入れること。
水草はやはり自生のものを探しましょう。色々入れて、なじむものを探すことになるかと。
動物は、まあメダカが無難でしょう。
ちなみに、1号池では、メダカが増えて喜んでいたら、同時に入れたオイカワがだんだん大きくなり、 メダカを食べるようになったため、嘱託の御老人某が日がなそれを釣り上げるべく釣り糸をたれている とか。

こうして、水を入れたばかりの1号池がこれ(5月3日)
さらに約1ヵ月後がこれ(6月16日)。この間にもかなり色々植え込んでいます。
さらに約1ヵ月(7月21日)。水草もよく育ち、なかなかきれいでしょ?
この間、外部からの入植にはツチガエル・アメンボ・マツモムシがいます。他に、シオカラトンボなども たまには来ているようです。
ちょっと細かいところをみてもらいます。
1号池の水のそそぎ口です。コケを敷き詰めています。
これは、陸と水とをつなげるための工夫です。水底の防水シートは土を入れればいいし、陸では シートの上に土を乗せられます。水ぎわではシート上に土を乗せても水で洗われてしまいます。
たとえばおたまじゃくしの上陸とか、タイコウチの産卵とか、水中と陸とを行き来する動物はかなりあり、 水ぎわが防水シートむきだしではまずいんですね。そこでコケのかたまりを乗せて、それに水をそそいで 活着を助ける。そういうアイデアです。
ちなみに2号池はこの処理をしたばかりで、こんな風。

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