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◆這河原（はいごら／ヒャーゴラ）
※ この地図は、内務省地理調査所発行の1／50,000地形図「漁生浦」（昭和21.11）を使用したものである
所在：五島市奈留町船廻（なるまちふなまわり）
地形図：漁生浦／漁生浦
アクセント：ハイゴラ・ヒャーゴラ
形態：海沿いに家屋が集まる
標高：数m
訪問：2015年5月
大字船廻の北東部。若松（わかまつ）島との間にある海峡「滝ヶ原瀬戸（たきがはらせと）」に面する海辺にある。
訪問は袋部より。往路は海沿いを歩いたが、集落のすぐ手前の岩場では体を濡らさずに進むことが不可能となる（干潮時は通行可能？）。このため脇の急斜面を登り、往時の生活道に到達。しかし最近起こったと思われる崩落に当たり（写真2）、さらに斜面を巻くこととなった。
なお袋部よりこの生活道を利用すれば、迂回は最小限に留めることができる。
現地では1、2箇所の屋敷跡と段々になった農地跡が見られた。宅地近くには墓地があり、まとまった数の墓石が置かれている（いずれも道脇姓）。帰路はかつての山道を利用し、袋部の車道終点付近に到着。
なお「ヒャーゴラ」の読みは南河原の元住民の話より確認。
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