◆上秋生(かみあきゅう)
所在:大野市上秋生字村東(むらひがし)・村中(むらなか)・村西(むらにし)ほか
旧西谷村の南東部、笹生(さそう)川沿いにある。 大正9年36戸160人、昭和5年33戸146人、同30年26戸135人。昭和30年笹生川ダム建設に伴い大野市などに移転 また中島に展示されている集落の地図(昭和20年代後半)には、杉本11・長井4・番場3・寺沢2・布川2・荒井・清水各1の計24戸(※1)のほか、発電所が記載されている。 ※1 後述の碑では、寺沢家は3戸、清水家も3戸 訪問当時集落付近は湖面と川の境目付近になっており、岸には多くの遺構が確認できた。上流部の平坦地は農地の跡か。県道沿いには碑と石仏(写真8)が置かれる。このうち「倶會一〓(※2)」とある碑(昭和31年建立)には碑文と当時の居住者が刻まれている。以下は全文。
※2 〓は「雨かんむりに匆」か。処(處)の異体字だろう。倶会一処
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写真1 遺構 |
写真2 遺構 |
写真3 遺構 |
写真4 遺構 |
写真5 遺構 |
写真6 何かの基部 |
写真7 石垣 |
写真8 碑と石仏 |