◆片谷(へぎだに)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「大聖寺」(昭和35.2)を使用したものである
所在:加賀市山中温泉片谷町(やまなかおんせんへぎだにまち)
地形図:山中/大聖寺
形態:川沿いに家屋が集まる
離村の背景:ダム建設
標高:約170m(水面は約200m)
訪問:2011年8月
町の中部やや西寄りにある。九谷ダムの人造湖(五彩湖(ごさいのうみ))に沈んだ集落。
町史によると、昭和60年末に移住が完了。町内加美谷台(かみやだい)16・同下谷町(しもたにまち)1。金沢市1・加賀市5。神社は片谷神社で、明治26年片谷社から改称された。昭和60年9月、小杉神社(小杉)・生水神社(生水)とともに日置神社(坂下)に合祀され、加美谷台一丁目に遷座。
以下は学校の変遷。
明治7 |
片谷小学校創立 |
明治16 |
片谷村日置小学校と改称 |
明治20 |
簡易科片谷小学校と改称 |
明治25 |
片谷尋常小学校と改称 |
昭和16 |
片谷国民学校と改称 |
昭和22 |
片谷小学校と改称。片谷中学校併設(同25年山中中学校に統合) |
昭和47 |
閉校(HEYANEKO氏調べ) |
なお「片谷町」は近世の江沼郡片谷村。明治22年西谷村の大字となり、昭和30年山中町の町名となる。明治22年40戸256人、大正9年45戸215人、昭和10年38戸200人、同50年24戸96人 (角川)。
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