戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ

 

◆大双嶺(おおそうれい・おおぞうれい/オーソーレ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「五百石」(昭和32.3)を使用したものである

所在:富山市大双嶺
地形図:千垣/五百石
形態:山中に家屋が集まる
標高:約530m
訪問:2011年6月

 

 町の西南部、大字大双嶺の中東部にある。集落東南部の峠・蛇越(じゃごえ)を越すと、熊野(くまの)川に降り河内に通じている。
 荒屋敷を過ぎしばらく進むと戦歿者の碑(※)と地蔵のある分岐点(写真1)があるが、この右側が集落へ至る道。地形図では分岐から先は破線で描かれているが、ある程度は車輛で進むことができる。
 山道に沿ってしばらく登ると、左手に段々になった田の跡が見られる。これを過ぎ、平坦になった辺りが人家のあった場所。屋敷跡は2、3箇所ほど確認できた。
 
大字大双嶺は近世の新川(にいかわ)郡太田荘の大双嶺村。明治22上新川郡福沢村(のち大山町)の大字となる(角川)。
 なお大字としての公的な読みは「おおぞうれい」となっている。

※ 日露戦争の際、千長原から召集された3人の名が刻まれている

 


写真1 分岐の碑と地蔵

写真2 屋敷跡

写真3 屋敷跡

写真4 開けた平地

写真5 遺構

写真6 谷と農地跡

 

戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ