◆角間(かくま)
※ この地図は、内務省内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「岡野町」(昭和22.3)を使用したものである
所在:上越市大島区嶺(みね)
地形図:石黒/岡野町
形態:谷沿いの斜面に家屋が集まる
標高:約380m
訪問:2015年11月
大字嶺の北部、落合川の上流部にある。
村史によると、一時は30軒近くもあったが昭和30年代より過疎化が始まったという。刊行時(平成3年)で数戸の老人世帯が夏季のみ生活している。神社として氏神の黒姫神社があった。明治22年23戸(中島家18・宮川家5)、昭和30年26戸160人、同35年26戸134人、同40年25戸107人、同50年7戸18人、同60年5戸7人。田麦寄りの3戸は「三軒角間」と呼ばれていたが、これは昭和47年全戸移住。
訪問時は雨天だったこともあり、車道沿いを一瞥したのみ。右岸側(三軒角間?)に管理家屋があるほかは、特に目立ったものはない。一部の水田は現在も耕作されている。
なお近接して大字嶺には五軒角間集落があり、この呼称は当地と区別するためのものと思われる。
HEYANEKO氏によると、当地には旭小学校角間冬季分校があったとのこと(昭和48年閉校)。
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