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◆南部（なんぶ？）
※ この地図は、国土地理院発行の1／25,000地形図「五辻」（昭和44.3）を使用したものである
所在：成田市十余三（とよみ）字天神峰
地形図：成田国際空港／成田
形態：台地に家屋が散在する
離村の背景：空港建設
標高：約40m
訪問：2018年3月
大字十余三の南東部にある。現在はほとんどが成田空港の敷地内で、B滑走路の北部分。
手持ちの資料では「南部」の呼称は確認できないが、現在の大字天神峰が十余三から分かれ昭和29年に成立した際、元来の天神峰地区が分断される形で境界が設けられ、十余三に一部が残ったものと思われる（こちらは大字十余三の小字天神峰）（※）。
現在は地区の東部に第2給油センターがあるほか、空港用地外に廃棄物処理施設と1世帯の現住世帯がある。
なお「南部」の名称が現地で通用していたものか、地図上に便宜的に記されたものであるかは不明。
※ 旧版地形図（5万分の1「成田」〔昭和21年発行〕。上のものとは別）には、現在の大字天神峰と当地に亘って「天神峰」の地名表記がある
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