白浜レスキューネットワーク

自殺者救済活動

生活自立支援活動

自殺予防策活動

白浜三段壁では自殺者があとを絶たない。30年前から「いのちの電話」の活動が始まり、電話だけではなく、実際に会って、相談を受けるようになった。保護件数は、年間30件を超える。相談電話件数は、三段壁以外からもあり、1260件を超える。定款では、人命救助事業。

保護した方々が自立すには、乗り越えなければならない問題がたくさんある。実際的な問題は、自己破産や就職活動など。そして、もっと大切なのは、心身共に回復しなければならないことだ。これらの問題を解決していくために畑を作り共同生活をしている。定款では、生活自立支援事業。

自殺へと追い込まれる方々は皆、孤独を味わっている。孤独な状態に陥るまでには、様々な問題を抱え悩み苦しんでいる。彼らに必要なのは人の助けと時間だ。水際での救助活動に至る前に何かできないか。人が自殺に至らない社会づくり、人づくりを目指している。定款ではボランティア参加事業。

会員・賛助会員募集

寄付金・支援金のお願い

白浜レスキューネットワーク定款

 私たちの活動をご理解いただける方は、ぜひ、ご支援をお願いいたします。ご支援いただいた方には、毎月会報と会計報告を送らせて頂きます。
 現在、様々なご支援をいただいております。お金はもちろんのことですが、お米や食材、家電製品や家具、寝具、衣類などのご支援も非常に助かります。ぜひよろしくお願いいたします。
 郵便振替00920-6-85589
 白浜レスキューネットワーク

 私たちはいつも感じています。自分たちにとって一番必要なのは、人の和(輪)を築いていくことだと・・・。
 マザーテレサは「豊かな国では淋しさのために人が大勢死ぬでしょう。」と言われました。その通りだと思います。
だから、私たちは多くの人の和(輪)ネットワークを築いていきたいのです。助け合いの輪を、私たちの周りだけでなく、皆さんの周りにも築いていきたいのです。
 住所、氏名、電話番号、Emaiアドレスをお知らせください。

〒649-2211和歌山県西牟婁郡白浜町3137-8  電話&FAX 0739-43-8981
     E-mail  yabiumi@yahoo.co.jp    理事長 藤藪 庸一


 現在、3名のボランティアスタッフの協力を得て、食事や生活のアドバイス、事務的な作業を行っています。スタッフの3名とも、この活動で自立を果たした方々です。このNPOに関わる10名の正会員もその内の5名が白浜在住の自立を果たした方々です。

これまでの歴史

どんなことしてるの?

NPO特定非営利活動法人設立趣意書(平成16年作)
 昨年、全国での自殺による死者数は、34.427人。一昨年よりも2.284人も増えました。自殺による死者数は、平成10年から3万人を超え続け、今なお増え続けています。世界的にはWHOの推計では、世界中で毎年100万人が自殺で命を落としています。変な計算ですが、殺人による被害者は50万人、戦争による死者は23万人、人が人を殺してしまった数よりも自殺による死者数の方が多いというのです。和歌山県白浜町における現状は、一昨年前の10月から昨年10月までで、白浜警察の保護件数は21件、自殺による死者数は9人でした。白浜レスキューネットワークでの保護件数も20件を超えていますから、全体で50件を超えているということです。また、この数字以外にも、自分で帰った方々もいるでしょうから、年間に自殺を考え白浜を訪れる方々は少なくても50人以上いるということになります。そして、もっと恐ろしいことは、自殺防止のために働かれている専門家やNPOの間では、自殺未遂者数また予備軍はその10倍〜20倍だと言われています。もし10倍ということであれば35万人です。言うなれば35万人の方々が自殺をしようと実行していたというのです。皆さん考えられるでしょうか?1365日ですから、一日に約100人の人が自殺によって命を落とし、また1000人の人が人生に疲れ死のうとしているということです。これが今、私たちが直面している自殺問題の全容なのです。しかし最近は、責任を口にするよりも権利を口にする人が増えています。また個人主義的な傾向が強まっています。このような中で、隣近所との関係が薄れ、人間関係が希薄なものになり、孤独を感じやすい状況は年々深刻さを増しています。また行政における支援対策では、その枠組みに当てはまらないと支援できないという問題があり、支援を受けられずに途方にくれるケースも増えているのです。私たち白浜レスキューネットワークは、このような社会の隙間に落ち込んでしまった方々に働きかけていきたいと考えています。支援を求めると同時に、この働きを知ってもらうことで、もっと多くの方々の必要に答えていくことができるのではないかと考えています。そして、自殺しようと苦しむ方々を何とかして助け、人生に希望を失っている方々に、もう一度人生をやり直そうと思ってもらえるように関わっていきたいと願っているのです。任意団体として始めた頃から変わらない思いは、支援団体を作るというよりも人の和()と人から人へと助けの和()が広がる波を起こしていきたいというものです。現在も色々な形でたくさんの方がこの活動を支えてくださっています。事情を分かった上でアルバイトをさせてくださる方、お米や野菜などを届けてくださる方、パンを届けてくださるパン屋さんもいれば、肉を差し入れてくださる焼肉屋さんもいます。草刈りをさせてくださる方や自立用に家具や家電製品を届けてくださる方もいます。本当に感謝なことです。資金面の支援も実際的な助けの申し出も、人の和()がなせる業だと思っています。私たちはこの活動を通し、社会に人の和(輪)を生み出していければと考えています。
会報

ブログ

NHKプロフェッショナル仕事の流儀
5月7日夜10時から放送
当NPOの理事長が取り上げられます。