◆御殿敷(おどんしき/ウドンシチ)
所在:沖縄市御殿敷
市の西部にある。現在は大字の全域が米軍の軍用地で、嘉手納弾薬庫地区となっている。 大字御殿敷は大正6年に大字大工廻より分離し成立(ただし地籍は未分離)。完全に独立したのは戦後のよう。士族の屋取(※)が集落の起源 なお大字御殿敷所属の小集落で消滅したものに、下袋(しもぶくろ?/シチャブク)がある(画像1)。古い地図では下袋に隣接して上長田(かみながた?)も見られるが、これは「角川」の小字一覧では確認できない(ただし御殿敷および大工廻に「下長田(しもながた)原」がある)。 ※ 屋取(やどり)は、廃藩置県により失職した士族が開墾のために作った住居
|
|
画像1 下袋 |
画像2 上長田 |