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◆立切（たちきり）
所在：瀬戸内町古志（こし）
地形図：奄美久慈／湯湾
形態：海沿いに家屋が少数集まる
標高：数m
訪問：2009年12月
古志南部の半島、南の浜辺にある。
篠川（しのかわ）の摺勝（すりがち）の方の話では、かつては2軒。姓は深山（ふかやま）・井（い）。昭和40年ころに内地に移住し無人になった。周辺の浜辺集落同様、畑でサトウキビや芋・野菜を栽培し、魚や貝を獲って自給自足で暮らしていた。電気はなかった。
現地は防風のアダンで守られた平坦地。この内側では段々になった農地跡（写真3）が見られたが、屋敷跡は分からなかった。
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