◆ガヤ(がや)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「赤木名」(昭和28.12)を使用したものである
所在:奄美市名瀬崎原(さきばる)
地形図:名瀬東部/名瀬東部
異表記:賀屋(バス停〔賀屋入口〕)
アクセント:ガヤ
形態:山中に家屋が集まる
離村の背景:(2世帯現住)
標高:約210m
訪問:2010年1月
戸口(とぐち)川(龍郷町)と、田雲(たぐも)川に挟まれた山中にある。
在住の方の話では、40年くらい前には22軒があったが現在は2軒。転出世帯は全てが名瀬に転出したが、7軒の元住民が畑の手入れに通っている。この方もいったん名瀬に転出しており、ずっと暮らしていたのは他の1軒のみ。かつては炭焼きで収入を得ながら、自給用の畑を耕していた。
現地は市町村界の緩やかな稜線上にあり、農地は隣接の龍郷町にも広がる。農地には作業小屋も散見されるが、いくらかは住宅の跡地を利用しているのだろう。
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