◆金川(かながわ/カナゴー)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「頭地」(昭和22.9)を使用したものである
所在:五木村丙(へい) 地形図:頭地/頭地 形態:川沿いに家屋が集まる標高:約220m 訪問:2014年8月
大字丙の南部、川辺(かわべ)川右岸にある。現在計画中の川辺川ダムにより離村し、相良・五木両村に亘るいくつかの集落とともに水没が予定されている。 現在集落跡は残土置き場?になっており、面影はない。右岸の付替道路沿いには集落の記念碑(平成14年設置。写真3)や「金川の庚申塔」とある堂宇(写真4)のある一角があるほか、やや北側(水口(みなくち)橋付近)には石仏(写真5)も見られた。碑には高松・兼田・亀田の各氏と「他 金川地区一同」とあり、少なくとも3戸、あるいはそれ以上の世帯があったよう。
資料『川辺川ダムと五木村』によると、昭和56年9世帯32人(※)。
※ 世帯数は戸数と異なる点に注意