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◆舟隠(ふなかくし)



※ 明色部
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「教良木」(昭和22.7)を加工し使用したものである

所在:天草市御所浦町牧島(ごしょうらまちまきしま)
地形図:棚底/教良木
形態:海沿いに家屋が集まる
標高:数m
訪問:2024年5月

 

 牧島の南部、長(なが)浦(グミノキ崎・串が崎の間にある入り江)の奥の南岸にある。
 御所浦島・牧島・横浦島を中心とした情報サイト「御所浦.net」によると、「舟かくし」の由来は、平家の落人が隠れ住んでいたこと、あるいは逆に平家の落人を追ってきた源義経が、自らが渡って来たことを落人に悟られぬよう船を隠した所であったためとも言われている。
 当地には大きく2筋の谷が流れ込んでおり、東側では管理家屋と廃屋が1軒ずつ、西側では1箇所の屋敷跡と墓地、そして
芳ノ浦への峠に向かって農地跡が見られた。

 


写真1 浦の風景

写真2 東の浦。奥に家屋が見える

写真3 西の浦。海沿いに石垣が築かれている

写真4 屋敷跡の遺構

写真5 墓地跡

写真6 農地跡の甕

 

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