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◆広沢(ひろさわ)

所在:仁淀川町大屋(おおや)
地形図:上土居/上土居? 筒上山/石鎚山?
異表記:弘沢
形態:川沿い?
標高:?
訪問:(2015年12月)

 

 町誌(旧版・新版)に記載されている集落。手持ちの地形図には地名が記されておらず、詳細な位置は不明。現在の弘沢(ひろさわ)林道の近辺にあったものと思われる。
 記述によると、昭和21年31戸。昭和23年に戦後の開拓事業が行われ、旧来の集落の周辺に新しく20戸が入植した。土地は元々は中江産業合資会社社有地であったものを政府が買い付け、開拓者に売却。開拓者の主な作物は稲・麦・ソバ・ミツマタなど。大正期には広沢家庭教場が開設され、昭和10年3月3日安居(やすい)小学校広沢分教場となった。しかしこれは昭和10年代半ば以前に廃止されたよう。昭和30年10戸35人、同40年2戸9人。昭和41年3月無住化。
 若山からの帰路、弘沢林道の藤六(とうろく)橋付近で神社(写真1)が見られたが、町誌に記載されている「藤六様」と思われる。これは藤六夫婦を祭神とし、安産に御利益があるとのこと。なお境内の碑には「池川町広沢官(宮?)東六上石神社」とある。

 


(写真1 神社)

(写真2 弘沢橋)

 

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