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◆清水(しみず?)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「石鎚山」(昭和22.3)を使用したものである

所在:西条市丹原町明河(みょうが)
地形図:石鎚山/石鎚山
形態:山中に家屋が集まる
標高:約420m
訪問:2018年1月

 

 大字明河の北部、鞍瀬(たんばらちょうくらせ)川右岸側の山中にある。
 2008年に付近一帯の集落群を訪れているが、当時は行き方の見当すらつかず早々に訪問対象から除外。2018年、改めて川之瀬集落より訪問。道は容易に見つかり、往路は大きな分岐もないため迷わずに到達することができた。1箇所の屋敷跡は特定できたが、もう1箇所それらしい平坦地も見られる。墓地は3箇所ほどに散在。

 資料『桜樹村の足跡』によると、かつて5、6戸で人口は30名前後。昭和10年頃無住となったとのこと。ただし食糧不足の時代に数年間一部が耕作された。畑や僅かな水田を耕作し、楮や三椏を栽培。ほか山林労務や荷馬曳きなどで暮らしていたという。藩政時代初期、タバコが多く栽培されていたがのち楮・三椏に移行した。

 


写真1 屋敷跡


写真2 墓

写真3 平坦地(屋敷跡?)

写真4 墓

写真5 平坦地

写真6 墓

 

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