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◆犬屋(いぬや?)
※ 位置は推測



※ 明色部(推定
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「西條」(昭和23.3)を加工し使用したものである

所在:西条市丹原町鞍瀬(たんばらちょうくらせ)
地形図:伊予小松/西条
形態:山中に家屋が散在する
標高:約200〜270m
訪問:2018年12月

 

 資料『桜樹村の足跡』に「消えた部落」として記載されている集落。現在の落合集落がまだ誕生する前の主体集落であったことや、「一時代犬屋部落から日浦部落には娘さんが非常に多く…」といった記述があることから、上の地図画像にある家屋群(大字鞍瀬の北部、鞍瀬川(中山(なかやま)川支流)右岸側の山中)であると推定。同書によると、最盛期7、8戸50名ほどで、昭和40年代初期に最後の1戸が転出し無住となったとのこと。畑作や出作り耕作、林業や日雇い仕事などで暮らしていたという。大正時代は馬車曳きも行っていた。
 訪問は落合より。鞍瀬橋付近に上部への登り口がり、山中の横道に通じている。現地では、それぞれ離れた位置で3箇所の建物跡確認できた。東西の2箇所は屋敷跡だが、中央のものは何かの施設(畜舎?)であったよう(写真5)。
 当地を訪問後、横道を伝い日浦を訪問。

 


写真1 落合‐犬屋間の道


写真2 建物跡

写真3 屋敷跡の一部

写真4 道と墓地。道上の墓地から墓石が複数落ちている

写真5 何かの施設跡(往時の宅地を利用したもの?)

写真6 墓地にて

写真7 墓の跡

写真8 屋敷跡

写真9 道

写真10 保安林の看板。犬屋・日浦の境界付近か

 

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