◆呉木（くれき） ※　この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「新居濱」（昭和23.4）を加工し使用したものである 所在：新居浜市大永山（だいえいやま） 地形図：別子銅山／新居浜 形態：谷沿いの斜面に家屋が集まる 離村の背景：産業の衰退 標高：約650〜780m 訪問：2008年8月・2018年8月   　大字大永山の中東部、東平地区の北西部にある。小学校を境に東平と接する。かつては社宅があった。 　現在は上部と中部を分断するように、東平への主要道が走っている。大部分は植林地。相当荒れてはいるが地区内には道が延び、石垣で段々になった敷地を縦断している。時間の都合と荒廃によりあまり詳しくは見なかったが、敷地には竈（写真1）や便槽などが見られた。中部からの入口も見つかったが、かなり入りづらそうだったので深追いはしなかった。 　県史によると、昭和34年の戸数は上呉木24戸、中呉木78戸、下呉木35戸。中呉木には派出所・クラブ・人事係の詰所・浴場・散髪屋等があったという。 　2018年再訪。中部の入り口からも跡地に入り、前回より広く踏査。
写真1　社宅跡 （以下2008年撮影）	写真2　社宅群跡の風景
写真3　東平に設置の「むかしの東平」より往時の地図 （以下20018年撮影）	写真4　東平・呉木境界の鞍部（写真6付近）からの降り口
写真5　社宅跡	写真6　同
写真7　同	写真8　遺構
写真9　社宅跡	写真10　同
写真11　何かの跡（共同浴場？）	写真12　階段
写真13　社宅跡	写真14　同
写真15　同	写真16　同
写真17　同	写真18　同
写真19　同	写真20　同
写真21　同	写真22　同
写真23　道