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◆田平(たびら?)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「徳佐中」(昭和22.3)を使用したものである

所在:津和野町高峯(たかみね)
地形図:十種ヶ峰/徳佐中
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:約340m
訪問:2015年8月

 

 大字高峯の北西部、津和野川の支流(田平川)の上流部にある。高峰山より北西におよそ1km。
 鳥井集落よりしばらくは車道が通じているが、およそ1.5km上流の堰堤(写真1)付近で車輛の通行はできなくなる。しばらくはかつての車道としての痕跡を留めるが、その後の集落までの道は荒廃が著しく通行は困難。峠を越えたの名賀(なよし)方面からのほうが行き来しやすいのだろうか。
 集落に到達すると、まず神社跡(写真3)と思われる場所があり、灯籠や石柱などといった石造物が置かれている。水田が広がっていたと思われる開けた谷は、現在は草藪の湿地。山裾の植林地では、3箇所の屋敷跡と1箇所の墓地が見られた。電柱や碍子もあり、電気は通じていたよう。

 


(写真1 田平川砂防堰堤。集落は正面の山の裏側)

写真2 途中の炭焼き窯跡

写真3 神社跡?


写真4 石柱の文字。「田平村」と見える


写真5 開けた農地跡

写真6 屋敷跡

写真7 屋敷跡

写真8 写真7にて

写真9 同。井戸

写真10 写真7墓地。「天保六未年」と読めるものがある

写真11 屋敷跡

写真12 写真11にて。瓦

写真13 同。割れた浴槽

写真14 同。井戸

写真15 碍子

写真16 農地跡

 

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