◆橘川(たちばながわ)
所在:田辺市龍神村宮代(りゅうじんむらみやしろ)
日高(ひだか)川の支流、立花(たちばな)川中流にある。立花川沿いの一連の集落では、下流より2番めに位置する(下流より応地・橘川・大方)。古い地図では、川沿いに3軒くらいの建物が点々と見られる。川沿いの集落だが、下流から遡る道はない。主な行き方は大字甲斐ノ川(かいのがわ)の本村(ほんむら)集落から尾根を越えて立花川に降りるもの(応地に至る)、あるいは大字宮代の滝頭(たきがしら)集落より尾根を越えて立花川に降りるもの(橘川に至る)がある。 旧橘川村。明治初期までの下宮代村(現大字宮代)の枝郷。明治22年、上山路(かみさんじ)村大字宮代の1字になる。昭和28年水害により大きな打撃を受ける。水害以前には12戸。昭和40年代に最後の1戸が転出。河内明神社。 文面を見る限り、村誌のいう「橘川村」とは大方・応地を含んだ地域のよう。
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写真1 集落内の道 |
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