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◆土泥(どろ?)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「江住」(昭和48.3)を使用したものである

在:白浜町竹垣内(たけがいと)
地形図:市鹿野/江住
異表記:泥土(橋梁名:泥土橋)
形態:川沿いの一軒家?
標高:約200〜220m
訪問:2010年2月

 

 日置川の支流、将軍(しょうぐん)川沿いにあり、竹垣内では最も下流にあたる。古い地図では地名の記載はないが、3軒の建物が見られる。なお別個入手した昭和48年の地形図には記載がある。
 下地の方の話では1軒。大阪に転出したという。
 集落には「泥土(どろど)橋」が架かるが、地形図をはじめ目を通した資料はすべて「土泥」という表記。なお先述の地元の方は「ドロ」と呼んでいた。
 現地では、橋より下流に農地の跡があり、上流右岸に管理された家屋が1軒と何かの小屋がひとつ。左岸にも石垣が見え隠れしており、農地の跡と思われる。また当地と下地の中間には神社(八幡神社・写真2)があるが、これは
大瀬・竹垣内の産土神。
 資料『将軍川誌』に、「大瀬(垣内)の人が3年前(※)に小さな庵を建てて…」という一節があるが、現在の管理された家屋はこの庵だろうか。

※ 当資料が発行されたのは昭和61年なので、これより少し前と思われる

 


写真1 川と別荘(写真中央)


写真2 神社

 

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