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◆谷ノ奥（たんのく）
※ この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「吉野山」（昭和26.7）を使用したものである
所在：吉野町六田（むだ）
地形図：吉野山／吉野山
異表記：谷奥（町史）
アクセント：タンノク
形態：谷沿いの斜面に家屋が集まる
標高：約300m
訪問：2009年6月
大字六田の山中にある。古い地図では3軒の建物が見られる。
地元の方（奥六田（おくむだ）在住、花瀬出身）の話では、転出は昭和初期ではないかとのこと。田畑や山仕事を生業とし、転出まで電気はなかった。転出先は奥六田が多い。また別の方の話では、谷ノ奥の手前に「カミツジヤシキ」（表記は聞き忘れ）と呼ばれる一軒家があったそう。
谷沿いの道で会った方に登り口を教えていただいたが、家の土地は登り口の先にあった1箇所（写真1）しか分からなかった。なお複数の方に集落の話を伺ったが、皆「タンノク」の呼称で通用している。
町史によると、明治43年4軒（すべて農業）。昭和46年0軒。
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