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◆下山(しもやま)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「八幡」(昭和33.6)を使用したものである

所在:郡上市大和町内ヶ谷(やまとちょううちがたに)
地形図:門原/八幡
アクセント:シモヤマ
形態:川沿いの斜面に家屋が散在する
標高:約560m
訪問:2015年11月

 

 大字内ヶ谷の南部、亀尾島(きびしま)(※)沿いにある
 上流の金山出身者の話によると、分かるもので5軒。離村は昭和40年代半ば頃で、金山内ヶ谷開拓上会津もほぼ同時期であった。田畑はほとんどなく、炭焼きや林業を生業として暮らしていたという。
 左岸の車道より金山・上会津を経由し瀬戸トンネル・戈熊トンネルを抜けると、道は折れ堰堤工事の現場へと下る。この付近に農地跡の石垣が見られ、かつての徒歩道が現れる。これをしばらく進むと、屋敷跡が1箇所(最近の地図で「下山」の表記のそばにある建物)。さらに400mほど水平に進むと、下方に廃屋が1軒。なお左岸にはもう1箇所の宅地があったようだが、堰堤の工事が行われているため未確認(遠目には石垣が確認できる)。さらに右岸にも宅地が2箇所あったと思われるが、いずれも確認せず。下流側のものは、八幡町【現・郡上市】明原より比較的容易に到達可能か。

※ 町内での呼称は内ヶ谷川

 


写真1 屋敷跡

写真2 写真1・3を結ぶ道

写真3 廃屋

写真4 堰堤予定地を望む

 

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