◆椿(つばき)
所在:山県市椿
武儀(むぎ)川の支流、椿谷に沿う。集落入口には「椿村の人家分布図」の碑(平成16年10月建立)があるが、これによると下流から下村・中村・上村に細分されることが分かる。また「文亀元年頃に初まり(略)昭和四十六年閉村となる」とある。集落移転事業により大字笹賀(ささが)に移住。
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≪下村≫
集落の下流部。「椿村の人家分布図」の碑(写真1)によると、碑のやや手前から武藤家跡地(No.20および21)(※1)までの区間に当たる。 ※1 番号は碑に拠った。概ね下流側から順に番号が振られている
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写真1 碑 |
写真2 縣(阿賀多)神社。右の石柱には「村社 縣神社」とある |
≪中村≫
集落の中流部。集落入口にある碑によると、中原家(No.23)から学校までの区間に当たる。
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写真3 廃屋 |
写真4 屋敷跡の遺構 |
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写真5 学校跡(遊具) |
写真6 記念碑 |
≪上村≫
集落の上流部。学校(北武芸(きたむげ)小学校椿分校)を境に下流が中村となる。地区内には寺院(善林寺)があった。碑より姓と世帯数は中原17・大澤12・江崎2の計31軒。集落内では墓地や神明神社(写真6)も見られた。
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写真7 屋敷跡 |
写真8 小屋と平坦地 |
写真9 墓地 |
写真10 善林寺跡の碑 |
写真11 神社 |
写真12 小屋と蔵 |
写真13 灯籠 |
写真14 堂宇?と墓 |