◆大ゴツ(おおごつ)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「下呂」(昭和34.9)を使用したものである
所在:下呂市馬瀬西山(にしやま)
地形図:下呂/下呂
形態:川沿いの一軒家
標高:約450m
訪問:2009年5月
馬瀬川の左岸、西村・下山(しもやま)各大字の境界付近にある。古い地図では1軒の建物が見られる。大洞とはほぼ対岸に位置する。
地元の方(中垣内出身、60歳代。若佐のページ参照)の話では、家は1軒。西村地内に転出した。大洞と同様、戦前には既に無住だったが、戦後の食糧生産のために共同の畑があったそう。
県道沿いにあるが、山側には擁壁があるため面影は全く分からない。小さな谷川で擁壁の切れ目があり、ここから登ればすぐに石垣を見ることができる。屋敷跡と思われる土地の裏手には大きな散岩が見られるが(写真3)、これが地名の由来になったのだろうか。
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