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◆祠峠(ほこらとうげ
(神祠峠)



※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「乗鞍嶽」(昭和22.6)を使用したものである

在:松本市安曇
地形図:梓湖
/乗鞍岳
形態:峠の下に家屋が集まる
標高:約1,240m
訪問:2015年11

 

 村の南部にある。村内大野川(おおのがわ)地区と奈川村【現・松本市】角ヶ平地区の間には峠としての「祠峠(神祠峠)」があり、この峠より奈川方面に少し下った場所に立地する。「神祠峠」の表記もあるが、読みは同じ。
 村誌によると、明治20年10戸、大正10年10戸、昭和10年10戸。昭和40年代に無住となった。旧鎌倉街道の道筋にある。
 訪問は奈川方面より。田ノ萱(たのかや)集落より梓湖の対岸に渡り、水没した角ヶ平があった辺りから谷(神祠沢)沿いを登る。現地には複数の屋敷跡や倒潰家屋が見られ、宅地は比較的寄り集まっている。宅地以外の段々になった土地は農地跡か。峠には現在も神社の鳥居が設けられているが、建物は倒潰している。

 


(写真1 登り口付近にて。「神祠沢」と見える)


写真2 屋敷跡

写真3 屋敷跡

写真4 物置小屋

写真5 屋敷跡

写真6 屋敷跡

写真7 屋敷跡

写真8 倒潰家屋

写真9 峠の神社

写真10 境内の小祠

 

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