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◆平清水(ひらしみず)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「鰍澤」(昭和27.8)を使用したものである

所在:富士川町小室(こむろ)字平清水
地形図:鰍沢/鰍沢
形態:山中に家屋が集まる
標高:約720m
訪問:2009年8月

 

 戸(と)右岸の山中にある。古い地図では8軒くらいの建物と寺院が見られる。
 
地元の方(下七尾出身・昭和12年生まれ)の話では、覚えている範囲で家は8軒。うち2軒が台風の被害のために早く降りたそう。
 
現地には廃屋が2軒あり、うち1軒(写真1)は墓地の前に建っており、壊れた和太鼓も置いてある。寺院に関連するものだろうか。またこの近くには神社の跡地があり、「大山祇命之碑」(昭和60年、氏子一同による建立)が建っている(写真4)。以下は碑に刻まれた文章。

此の平清水は一四四三年頃鷹津名荘といわれその後武田信玄公が一五四〇年頃戸川おき金山採掘の折当地の住民の安泰を祈願する為山の神として大山祇命を祭った 以來何回か修復を行い守り神として來たが昭和六〇年かつての住民集り朽ち果てた神社をとりこわし此の石碑をご神体として建てました

 なお氏子は11軒あるが、いずれも秋山姓。
 
集落の外れには後述の湧水も見られ、さらに谷を渡って集落の向かいに回ると小さな祠も残っていた。

 以下町史より引用。
 
11戸の農家が逐年山を下り、ついに無人になったのが、昭和41年ごろ。今は残された廃屋6戸が、庭先に植えられた123年くらいの桧林に包まれている。
 
集落の高い所に山神宮と廃寺が残されている。集落の西の端の道ばたに、湧水の池が残っているが、おそらく平清水の地名はここからきたものと思われる。

 


写真1 廃屋

写真2 廃屋にて

写真3 墓地

写真4 神社跡

写真5 農地跡

 

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