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◆中村(なかむら)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「經ヶ嶽」(昭和24.1)を使用したものである

所在:大野市上打波(かみうちなみ)字上中村(かみ―)・下中村(しも―)
地形図:願教寺山/越前勝山
アクセント:ナカムラ
形態:川沿いに家屋が集まる
標高:約440m
訪問:2012年11月

 

 大字上打波の南部、九頭竜(くずりゅう)川支流の打波川左岸にある。
 現在も家屋が数軒あり、訪問時もかつての住民が訪れていた。話によると、離村は昭和39年くらいではないかとのこと。
 中島に展示されている集落の地図(昭和30年頃)には、三橋6・幅岸4・立蔵3・石掛2・大道2・高柳2・中山2・牧嶋2・大川・大栗・佐々木・高見・山崎各1の計28戸が記載されている。
 市史によると、当集落と木野(この)・桜久保(さくらくぼ)中洞で旧盆に行われていた「神子踊(かんこおどり)」は、県の無形文化財。浄土宗の
中村道場(寺号のない仏教施設)があったが、これは昭和40年に廃止。

 


写真 集落風景

 

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